来客者を映像で確認や会話もできるテレビドアホンに交換したい。
でも、業者に頼むのは費用面も心配だし、時間も取られて面倒。手軽に交換できないのかなって思いませんか?
そんな人には、ワイヤレスドアホンがおすすめです。
価格も安く手軽に交換できて、どんな住宅や場所でも自分で取付ができます。
「引っ越し先がチャイムだった、家が古くて配線が使えない、設置場所を移動したい」などの状況でも取付ができるので安心です。
この記事では「ワイヤレスドアホンの特徴・取付けの手順」を紹介します。
そもそもドアホンって?
ドアホンは玄関と室内間で通話ができ、来客者の姿を映像で確認できるものを「ドアホン、テレビドアホン」と呼ばれます。
玄関を開けることなく来客者を映像で確認し会話ができるので、防犯の目的で設置されます。
現在はテレビモニター付きのものが普及していて、カラー液晶で録画できるタイプが一般的になっています。
ドアホンの接続方法
ドアホンの接続には2つの方法があります。
多くの住宅は玄関と室内間を線で直接つなぐ「有線接続」で設置されています。
①有線接続
親機「室内用のモニター」と玄関子機「玄関先に取り付けるカメラ」が配線で接続されている。
②無線(ワイヤレス)接続
親機「室内用のモニター」と玄関子機「玄関先に取り付けるカメラ」が無線で接続されているので配線が不要。
ワイヤレスドアホン特徴
ワイヤレスドアホンは「配線が不要でどこでも自分で簡単に取付ができる」のが特徴でもあり最大のメリットになります。
ただし、定期的な電池交換が必要などのデメリットもあります。
詳しくは、知らないと失敗するかも。ワイヤレスドアホンのメリットとデメリットは?で解説しています。
ワイヤレスドアホンがおすすめの人
- 自分で取付けたい。設置費用を抑えたい。
- 配線がない場所に新しく設置したい。
- 設置する場所を変えたい。
- 現在の配線に問題があって有線での取付ができない。
- 賃貸だけどドアホンにしたい。
などの人にワイヤレスドアホンはおすすめです。設置条件に合うドアホンを選びましょう。
ワイヤレスドアホンの取付け手順
パナソニック製ワイヤレスドアホン/2.7型モニター/VS-SGZ20Lで紹介します。
他の機種では室内モニターのネジ止めが必要などの違いはありますが、基本的に同じ手順になります。
準備
- 玄関子機➡単3電池6本(別売)
- 親機➡付属の電池
玄関子機「玄関先に取り付けるカメラ」の電源は電池になります。
別売なので、単3電池を6本用意しましょう。液漏れなどのリスクを少なくするためにも、メーカー品の電池が安心です。
親機「室内用モニター」は付属しているニッケル水素電池を入れます。
設定
①初期設定。日時設定をする。
メニューを押す➡時計の設定画面になるのでそのまま日時を設定します➡日時を合わせたらモニターボタンで決定します。
以上で使用できるようになります。設定と言っても日時を合わせるだけなのですごく簡単です。
②おすすめ「電池セーブ」設定。
メニュー➡各種設定➡その他の設定➡ドアホン電池セーブ➡セーブ
セーブを選んで、モニターボタンで決定する。「来客専用になります。本機からモニター・通話はできません」と表示が出ます。
この設定をすることで交換目安の6か月の電池寿命が1年に延ばせます。
電池セーブ設定をすることで来客専用になるので、モニター機能(来客が無くても室内から外の様子を見る)は使用できなくなりますが、電池の消耗を抑えることができるのでおすすめです。
設置
①取付カバーの設置
取付カバーを外す➡本体に電池セット➡取付位置を決める➡ネジかテープで固定➡本体を取付けカバーにセットする
1-1.取付カバーから本体を外す。本体に電池を6本セットします。
1-2. 取付位置を決める。本体高さ1450㎜が中心の目安になります。「上向き方向最大15度、右向き方向最大15度、左向き方向最大15度」の調整が可能です。
注意点は下向きだけ調整できないので、高すぎる位置には取付けはできません。
例えば本体高さ1100㎜が中心にした場合、上向きに15度に調整すれば問題なく使用可能です。可能なら1450㎜を中心に取付けて、難しいなら1100㎜以内で取付けると大丈夫です。
1-3.取付カバーを設置したい位置に、ネジで止めます。ネジで止めるのが難しい場合は、工事でも使える強力な両面テープでも大丈夫です。こんなの☟
②取付カバーに本体を取付ける。
先に本体の天面部を取付けカバーに入れて底面部を押し込む。固定ネジを締めこむ。
以上で取付け完了になります。
まとめ
ワイヤレスドアホンの設置方法を紹介しました。
設置も設定も、特に難しい点もなく誰でも取付ができます。
ワイヤレスドアホンは今まで取付できなかった場所にも気軽に取付ができてすごく便利です。ただ定期的な電池交換の必要があることも考慮して選んで下さいね。
「おすすめのドアホン」「おすすめの取付け業者」を解説しています。
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