リモコンが操作できない。ボタンだけ反応が悪かったり、効かなかったりした経験はないでしょうか?
よく使うボタンに限って使えなって困りますよね。買い替えるにも…使えないことも無いし微妙。
そんなリモコンを買い替えずに復活出来たらうれしいですよね。
この記事ではテレビのリモコンの効きが悪い、反応が悪い、など使えなくなった時にできる直し方を紹介します。
実際の分解手順も紹介するので参考にして下さい。
故障の確認方法
最初にリモコンが故障しているかを確認します。
赤外線を確認
リモコンの状態を判断するには赤外線が出ているか確認する必要があります。
でも赤外線が出ているかは目で見てもわからないので、携帯電話のカメラ機能を使います。カメラ通すとで赤外線を確認する事ができます。リモコンの効きが悪いボタンを押した状態の時に赤外線が出ているか確認しましょう。
そのボタンだけ赤外線が確認できない場合は、リモコンボタン部分の接点汚れが原因になっている可能性があります。簡単な分解と掃除で直ることが多いので試してみましょう。
リモコンの分解手順
今回のリモコンは「地上・BS」のボタンが赤外線が出たり出なかったりするので、分解して掃除を行います。
【リモコンの種類やメーカーで多少違いますが、同じ要領で分解が可能です】
①確認できるネジを全部外す。このリモコンでは裏面に5か所のネジが確認できます。
②カバーを外す。ツメになっているので、隙間に入る薄い物を使ってこねるように外します。マイナスドライバーでも可能ですが傷が入りやすいので、今回はバターナイフを使っています。
画像のような間隔でツメになっているので、折れないように注意して下さい。
③カバーを外すと画像のような状態になります。リモコンの種類によっては中の基盤をネジで固定してある場合はネジを外します。ネジ止めしてない場合は持ち上げると基盤部分が外れます。
④分解は以上なので、接点部分の掃除に移ります。無水のアルコールやパーツ用クリナーを使用してリモコンを掃除します。
地上、BSのボタンの動作が悪かった接点部分です。
汚れています。ついでに全体を拭きあげて掃除は完了です。
⑤掃除ができたらし逆手順で組み立てて完了です。完了後はカメラを使って赤外線のチェックをして下さい。
掃除後も直らないのであれば、リモコンの買い替えが必要です。本体やリモコンの型番で検索をして純正品を取り寄せるか、共通で使用可能なマルチリモコンを購入する必要があります。メーカーや年式で異なりますが価格は、純正品がマルチリモコンに比べて高い傾向にあります。
純正リモコンは購入後の設定は不要ですべての機能を使うことができますが、マルチリモコンは本体とペアリング設定が必要ですべての機能は使えません、基本的な機能や操作は問題なく使用可能です。
最後に
今回紹介した方法は、テレビリモコンだけではなく、エアコンのリモコンなど他の電化製品に共通して行える方法です。リモコンの不具合は掃除で直ることもあるので手順を参考に試してみて下さい。
掃除をしてもダメな場合はリモコンの買い替えが必要です。使う機能を考慮して純正リモコンかマルチリモコンか決めましょう。
ちなみに、同じメーカーの製品であればリモコンも共通で使用できることも多いので代用で使えます。
テレビが古いのであればリモコンを買えるのではなくて、テレビの買い替えを検討してみて下さい。4K画質で大型のテレビは、やっぱり迫力が違うし、ネットに繋ぐとさらにお家時間も楽しめますよ。
テレビの選び方、おすすめのテレビについてはこちらの記事で解説しています。
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