来客を知らせてくれるインターホン。音が鳴らなくなってしまうと、来客や宅配に気が付かなかったりして不便です。でもインターホンが鳴らない時って、何をどうしたらいいのか分かりませんよね。
買い替えが必要なのか?修理なのか?業者に頼むにしても時間もお金もかかるし…。
この記事では「インターホンが鳴らない時の確認方法」を紹介します。誰でもできる確認方法なので、自分で故障の原因を特定してみましょう。
- チャイム、インターホン、ドアホンが鳴らない
- 鳴らない原因を特定したい
- 自分で修理や交換ができるのかを知りたい
困っている人は参考にしてみて下さい
インターホンが鳴らない原因は?
インターホンが鳴らない時に考えられる原因は「本体の故障・配線トラブル」どちらかになります。
インターホン本体の故障
インターホンが鳴らない時の多くは本体故障の可能性が高いです。本体の故障といっても「親機、玄関子機」どちらが原因なのかを確認する必要があります。
配線トラブル、断線など
本体の故障に比べて可能性は低いですが、配線トラブルが原因の場合もあります。住宅の築年数が経過している。玄関から離れた位置、門扉に設置してある場合など、配線の不具合の可能性も出てきます
本体の故障と思って新しいインターホンを購入したけど、設置後に鳴らない。そんな事にならないように、どちらが原因になっているのかを調べてみましょう。
インターホンが鳴らない原因を特定する。確認方法
本体か?配線なのか?簡易的に自分で可能な確認方法を紹介します。
確認方法① 玄関子機を外して確認
玄関子機を外して、配線をショートさせることで、玄関子機の故障の有無を確認できます。
【手順】
①玄関子機を外します。「プラスドライバーとマイナスドライバー」で取外しができます。種類によって違いますが、基本的にネジが1か所止めてあるだけなので、プラスドライバーでネジをゆるめることで取り外せます。
②玄関子機が外せたら、ネジを2か所緩めて接続してある配線を外してます。2本の配線をショートさせた状態にした時に、室内側の親機から呼び出し音が鳴れば、玄関子機の故障になります。
稀に写真のように接続部分が断線している場合もあります。インターホン線の被覆を剥いで再接続することで直せます。
鳴らない場合は、次の確認方法を行います。
確認方法② 親機も外して確認
玄関子機の確認をして、呼び出し音が鳴らない場合は、親機と子機を直接接続して確認します。プラスドライバーとマイナスドライバーに加えて「インターホン線が必要」になります。ホームセンターで切り売りしてくれます。テストに使うだけなので1mもあれば十分です。
【手順】
①室内親機を取り外します。電源が直接接続してある直結のタイプは取り外さずに、浮かせた状態にします。(電源直結は電気工事の資格がないと扱えませんので取り外さないでください)
親機を上にスライドさせると浮かせた状態にできるものが多いです。
親機に接続してあるインターホン線を外します。ネジ止めやボタンを押しながら引き抜くタイプがあります。
取外しの逆手順で用意したインターホン線を使って、親機と子機を接続します。親機の近くに子機を持ってきて接続してください。
直接接続して呼び出しボタンを押しテストをします。「呼び出し音が鳴らない場合は」親機の故障の可能性が高いです。配線の可能性もあるのですが、すごく稀です。
直接接続して「呼び出し音が鳴る場合は」配線の不具合の可能性が高くなります。
修理や交換は、自分で可能?
インターホンは故障したら修理ではなく(多機能モデル、使用年数が短い場合などを除いては)取替えになることが多いです。自分で可能な場合と、業者でないと無理な場合があるので紹介します。
自分で可能
電源を扱わない作業は、自分での対処も可能です。
- 玄関子機、故障時の交換
- 親機、故障時の交換(電池・コンセント式に限り)
- インターホンまるごと交換(電池・コンセント式・ワイヤレスに限り)
玄関子機、故障時の交換
子機は交換が可能です。玄関子機に記載されている型番号で購入することが可能です。取替えも簡単なので自分で交換できます。
親機、故障時の交換(電池・コンセント式に限り)
親機は電源が「電池、コンセント式」に限って交換が可能です。電線が本体に直接接続してある直結式は電気工事の資格が必要の為自分での交換できません。親機も型番号で購入することが可能です。
インターホンまるごと交換(電池・コンセント式・ワイヤレスに限り)
インターホンの交換は、親機の故障と同様に電源が「電池、コンセント式」に限って交換が可能です。直結式の場合は交換ができません。
業者じゃないと無理
電源を扱う作業は、電気工事士の資格が必要になります。
- 親機、故障時の交換(電源直結)
- インターホンまるごと交換(電源直結)
- 配線トラブル
親機、故障時の交換(電源直結)
電線が直接接続してある直結式の親機は、電気工事の資格が必要の為自分での交換できません。
インターホンまるごと交換(電源直結)
電線が直接接続してある直結式のインターホンの交換は、電気工事の資格が必要の為自分での交換できません。
配線トラブル
配線の不具合は、判断や交換が「屋根裏、床下、埋設してあったり」と自分での対処は難しいです。
最後に
インターホンが鳴らない時は、確認方法を参考に一度試してみて下さい。親機電源の取り扱いを注意すれば、部分の取替えやインターホン交換は難しいものではありません。
購入後の使用年数が短い場合は、保証で修理できる場合もあるの購入店に相談してみて下さい。
最近のインターホンは、顔が見えるテレビドアホンが当たり前になっていますね。録画が可能なので不在中の来訪者の確認や、防犯対策にも効果が期待できます。
手軽に設置が可能なワイヤレス(無線)の機種も増えています。賃貸でも取付できるので、まだドアホンを設置していない人は交換してみて下さい。
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