私の自宅では、楽天モバイルのデータ無制限をフル活用してさまざまな端末をインターネットに接続しています。
楽天モバイルの「データ無制限で料金3,278円」がお得で便利すぎることに気づきました。
以前は固定回線を契約していたのですが、引越しと2020年に楽天モバイルへ乗り換えがしたことがきっかけで固定回線をやめました。
2年程使ってみて正直な感想が…全然コレで十分じゃん。固定費も下がるし、かなりお得に感じます。
この記事では「楽天モバイルのデータ無制限をテザリングでフル活用して感じたメリットやデメリット、回線速度の違いやテザリングの実測値」など紹介します。
楽天モバイルの回線エリア「データ無制限3,278円」はテザリング活用でかなり使える!
楽天エリア内では「安定した通信速度でデータ無制限」で使うことが可能です。加えて通話専用アプリ「Rakuten Link」を使用すると通話も無料です。
エリア外の場合も、2023年6月より無制限でパートナー回線(au)で高速通信が可能になりました。海外では2GBまで無料です。
現在は、全国のほとんどが楽天エリア内になっています。2022年10月時点でカバー率98%突破の発表がありました。2023年にカバー率100%を目指すようです。
このデータ無制限をフル活用することで、固定回線がなくてもスマホ1台で「家全体の端末をインターネット回線」に繋ぐことが可能です。
詳しくは楽天モバイルは田舎でも使える?実際の通信速度や2年間使用してわかった、メリットとデメリットで紹介しています。
テザリングとは?スマホだけで他端末をネット接続できる便利機能
テザリングとは、スマホのデータ容量を使って「パソコン、タブレット、ゲーム機、テレビ」などの端末をインターネットに接続できる機能です。
例えば、あなたが「パソコン」と「毎月20GBのデータ容量のスマホ」を持っているなら、「スマホの20GBデータ容量を共有」してパソコンをインターネットに接続することができます。
自宅や出先でインターネット環境がなくてもテザリングを使うことで、さまざまな端末のインターネット接続が可能になります。
テザリングには「Wi-Fi・ Bluetooth・USB・イーサネット」の4つの接続方法があります。それぞれ特徴が異なりますが、私の自宅では、使い勝手が便利なWi-Fiテザリングを活用しています。
楽天モバイルでは、テザリングを無料で使用することができます。
テザリングは設定、各端末との接続も簡単です。接続方法は【設定手順を紹介】スマホのテザリングを使って、パソコンをインターネットに接続する4つの方法。で紹介しています。
テザリングと固定回線(光回線)では、インターネット回線速度にどれだけ差がある?
テザリングは、光回線やモバイルルーターに比べ低速です。
光回線 | テザリング | |
---|---|---|
上り/アップロード | 355.5Mbps | 13~47Mbps |
下り/ダウンロード | 304.3Mbps | 24~41Mbps |
レスポンス速度/Ping値 | 27.2ms | 52~60ms |
光回線の回線速度は、地域や契約会社によって異なりますが、一般的には下り速度が「数百Mbps~1Gbps」上り速度が「数十Mbps~数百Mbps」ping値が「数ms~数十ms」程度となっています。
テザリングの回線速度は「スマホの機種やキャリア、地域、電波状況、利用者数、利用時間帯」によって異なりますが、一般的に上り下り共に「数Mbps~数十Mbps」目安になります。
テザリングの数値は、実際に計測した速度を記載しています。光回線の数値は、みんなのネット速度より一部引用しています。
⇒通信サービスに関する他の専門家の意見を知りたい方はコチラ!
テザリングは「動画視聴・SNS・ゲームなど」十分使えるレベル
一般的に快適に使用できる通信速度の目安として「10~30Mbps」と言われています。
速度には「上り・下り」があり使用する用途で、重視する速度が異なります。その他に、レスポンス速度(Ping値)は反応速度を表す数値で、オンラインゲームをする人などは重視する数値の一つになります。
速度の目安 | |
---|---|
上り/アップロード(数値が高いほど良い) | ・メールの送信【1Mbps】 ・SNSの写真投稿【3Mbps】 ・動画の投稿【10Mbps】 |
下り/ダウンロード(数値が高いほど良い) | ・メールの受信【~1Mbps】 ・SNS/WEBサイトの閲覧【~10Mbps】 ・動画の視聴【~20Mbps】※HD1080画質で5Mbps ※4K画質で20Mbps |
レスポンス速度/Ping値(数値が低いほど良い ) | ・SNS/WEBの閲覧【Ping値100ms以下】 ・オンラインゲーム【Ping値50ms以下】※31~50msが一般的な数値、ゲーム種類によっては20ms以下が理想とされている |
楽天モバイルでテザリング「地方のど田舎!実際の回線速度を計測」
楽天回線エリア「地方の市内付近」回線速度の計測の結果
楽天回線エリア「地方郊外ど田舎の自宅」回線速度の計測の結果
計測の結果「市内付近で40〜50Mbps」「郊外の自宅で30〜40Mbps」程度の回線速度でした!
一般的に快適に使用できる通信速度の「10〜30Mbps」を上回る結果になりました。
市内に近いエリアの方が速く、十分な速度が出ていて快適な利用ができます。郊外の自宅では、市内ほどの速度は出ませんでしたが、それでも十分な速度結果です。
実際に、4K動画の視聴をすることもありますが問題なく視聴やダウンロードすることが可能です。Ping値を見るとオンラインゲームの理想数値には届いていませんが、Switchでフォートナイトをプレイしても特に問題なく動作しています。
データ量の重い「4K動画やネットゲームも」問題ない程度の回線速度は出ています。
楽天モバイルでテザリングをフル活用で感じた「デメリットとメリット」
自宅では、楽天モバイル契約をした2020年からテザリングをフル活用しています。
具体的には「PC1台・タブレット1台・テレビ1台・スマホ3台」をテザリングでインターネット回線に接続できる状態です。
同時に全てが接続されることはほとんどありませんが、4~5台が接続されている場合も特に問題なく使用できています。
テザリング活用のデメリット
デメリットというか注意点が3つあります。
- テザリング使用時には、スマホを持ち出せない
- スマホの充電を消耗する
- 地下では繋がりにくい(楽天モバイルの問題/改善予定)
テザリング使用時には、スマホを持ち出せない
固定回線の代わりに使いたい場合、外出時などスマホを持ち出すと自宅ではインターネット接続ができなくなります。
私の家では在宅中の人のスマホからテザリングをすることによって問題なく使用しています。不便な場合は、1円購入ができる楽天モバイルのポケット型Wi-Fi(モバイルWi-Fi)Rakuten WiFi Pocket を導入すると便利です。
詳しくは【レビュー】楽天モバイルのポケット型Wi-Fi(モバイルWi-Fi)を固定回線代わりに使ってみた結果で解説しています。
スマホの充電を消耗する
テザリングを使っている時は、充電の減りが早くなります。
Wi-Fiテザリングの場合は、スマホのアクセスポイントをオンオフすることで入切を行うことができますが、忘れて繋ぎっぱなしにしていると、気がついたら充電切れなんてこともあるので注意が必要です。
自宅の時は充電すればいいので問題ないのですが、外出自に使用する際はモバイルバッテリーがあると便利です。
地下では繋がりにくい(楽天モバイルの問題/改善予定)
このデメリットはテザリングの問題ではなく楽天モバイルの注意点になります。
NTTドコモ・KDDI・ソフトバンクは「プラチナバンド」と呼ばれる700~900㎒の周波数帯を使用しています。プラチナバンドは、浸過性が高く、障害物を回り込んで届くので建物内や地下でも繋がりやすい特徴があります。
楽天モバイルは「プラチナバンドではない」ため建物内や地下だと繋がりにくいのが現状です。実際には、建物内は大丈夫でも地下は難しい印象です。
しかし現在楽天モバイルは、プラチナバンドの再割当を総務省に申請し2022年11月8日の報告書によると概ね反映されたと発表しています。
プラチナバンドへの移行できれば、建物内や地下の繋がりにくい問題は解決されます。今後の楽天モバイルに期待です。
テザリング活用のメリット
大きなメリットが2つあります。
- スマホ代+ネット回線代=3,278円
- 場所を選ばずどこでも使える
スマホ代+ネット回線代=3,278円
テザリングのフル活用で感じた1番のメリットは、単純にコスパが良すぎることです!
楽天モバイル無制限プランのスマホ通信費3,278円で「スマホの通信費+固定回線の通信費」分の働きをしてくれているので、安すぎて申し訳ない位に感じます。
月々料金 | 年間料金 | |
楽天モバイルデータ無制限 | 3,278円 | 39,366円 |
大手キャリア 20GB以上 | 7,300円 | 87,600円 |
格安SIM~20GB | 2,800円 | 33,600円 |
光回線 戸建て | 5,500円 | 66,000円 |
光回線 マンション | 4,500円 | 54,000円 |
モバイルルーター | 4,000円 | 48,000円 |
月々料金 | 年間料金 | |
テザリング+楽天モバイル | 3,240円 | 39,366円 |
光回線+大手キャリア | 12,800円 | 153,600円 |
光回線+格安SIM | 8,300円 | 99,600円 |
実際は契約会社で料金が異なり、まとめて契約することで料金割引が適用される場合もあるので、ざっくりした計算ですが大きくは違わないでしょう。
比較して改めて思いますが、楽天モバイル安すぎです。
テザリングのフル活用が不便だったら光回線に戻す予定でしたが、今のところ大きな問題はないのでこのまま使う予定です。
場所を選ばずどこでも使える
スマホがあれば使えるので、モバイルルーター(ポケットWi-Fi)のように使用することも可能です。
例えば、家族で出かけるときなど息子はSwitchをネットに繋いでゲームをして、娘はタブレットで動画を見て、私はスマホで検索したりなど。
自宅でなくてもスマホがあれば場所を選ばず、さまざまな端末をインターネットに繋ぐことができてかなり便利です。
6,000円相当貰える!楽天モバイル紹介キャンペーンの利用を忘れずに!
楽天モバイルではさまざまなキャンペーンを行っていますが、知らないと貰えないポイントがあります。
現在開催中の楽天モバイル紹介キャンペーンも知らないと貰えません。
キャンペーン内容は、楽天モバイルを紹介した人に7,000P、紹介された人に6,000Pと利用しなければもったいない内容になっています。
2023年2月15日~終了日未定です。忘れずに利用しましょう!
私も当時紹介キャンペーンを利用したくて、ネットで探して紹介者コードを利用しました。探すのが地味に大変だったので、紹介者リンクを載せています。紹介者がいない人は、ご活用ください。
紹介者リンク≫https://r10.to/huWfDU?openExternalBrowser=1
紹介リンクから楽天へログイン後、契約に進むことで6,000P対象になります。
紹介キャンペーンの利用方法
紹介キャンペーンは、紹介者のリンクから申し込みをしないと6,000円分のポイントは貰えません。忘れず利用しましょう!
一部端末とセットで申し込む場合はキャンペーンの併用ができない場合があります。
紹介キャンペーン対象外の端末セット
rakuten hand 5g/xperia 10 iv/xperia 5 iv/oppo a55s 5g/rakuten wifi pocket 2c
ポイントを貰うには、通話アプリのRakuten linkでの開通確認までが必要です。
最後に
テザリングは、上手に活用するとかなり便利です。自宅の固定回線代わりや、モバイルルーター代わりに使用することもできます。
一般的にテザリングを使う際は、スマホの通信量を気にする必要がありますが、楽天モバイルなら月々3,278円で無制限。気にせず好きなだけ使えます。
実際に、2年以上使ってみて楽天モバイルで十分満足しています。
「データ使用量を気にしたくない、テザリング活用したい、通信費を抑えたい」人に楽天モバイルかなりおすすめです!
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