エアコンが動かないと思ったら、タイマーがぽかぽか点滅してる。タイマー予約なんてしたっけ?
こんな状態でお困りなら注意が必要です。そのエアコン故障しているかもしれません!
なぜならタイマーが点滅しているのは、どこかに何かしらの異常があるお知らせだからです。
この記事では、パナソニックエアコンで「タイマーが点滅してエラーコードH11」が出た時の対処法と修理費用を紹介します。
エラーH11 原因は室外機、制御基板の故障?
故障した時の対策として各メーカーにエラーコードがあります。パナソニックエアコンの場合、リモコンの診断ボタンを押すことで本体に表示するタイプや、お知らせボタンでリモコンに表示するタイプなど機種や年式よって違いますが、表示することが可能です。わからない場合は説明書に記載されているので確認して下さい。
エラーコード H11 内外通信異常
室内機と室外機の通信ができない状態になっている時にお知らせするエラーコードになります。
考えられる原因は「室内機、室外機の制御基板の故障」や「室内機と室外機を繋ぐ線の断線」などがあります。ただ、線の断線は可能性は低く制御基板の故障の場合がほとんどです。
判断方法として室内側か室外側のどちらに問題があるのかは、アナログのテスターで室外機の電圧などを確認する事で故障部品の特定をしていくのですが、高い確率で室外機の制御基板が原因である事が多い故障になります。
自分で可能な対処法
自分で可能な対処法は、エアコン室内機のコンセントを抜いて時間をおいて差し込む。この一つしかありません。復帰することは稀ですが、復帰したらラッキー位の感覚で試してみて下さい。
抜き差しでダメだった場合は部品の交換が必要になります。
修理経験のある人でしたら部品を購入して自分で修理も可能だと思いますが、故障場所に間違いないかの判断が難しいので確実に修理をしたいならメーカーや電気店に修理を依頼した方が無難でしょう。
修理費用
気になるのは修理費用。メーカーの修理に来てもらえば正確な金額はわかるど出張費が必要だし手間でめんどうですよね。参考金額ですが、制御基板だった場合の修理費用を紹介します。
修理費用は「年式や機種で部品代、工賃が違う」ので、参考金額になります。
・室外制御基板の場合
出張費3850円+工賃7000〜9000円+部品7000〜12000円 合計17000〜24000円
・室内制御基板の場合
出張費3850円+工賃6000〜8000円+部品5000〜9000円 合計14000〜20000円
比べると室外機の方が修理費用は高めになりますが、可能性が高いのは室外機なので20,000円程度の修理費用は考えていた方が良いでしょう。
年式や機種によっては当てはまらないこともあるので、参考までに。
まとめ
エラーH11 は室外機の制御基板が故障している事が多いです。
まずはコンセントの抜き差しを試してみる。ダメだったら修理費用が20,000円位は必要になることを覚悟しましょう。
修理する時も注意が必要です。最近はエアコンの保証期間を5年や8年など長く設定している店舗も増えていて、保証が残っていることがあります。まずは保証書の確認、購入店への確認をした方が良いでしょう。
8年以上経過している場合は、寿命も近く修理後の故障リスクを考えると、修理ではなく買い替えを検討した方が良いでしょう。
エアコンクリーニングしていますか?
エアコンは見た目ではわかりにくいですが、内部にカビや雑菌が繁殖してしまい「臭いや効きが悪い」原因になってしまいます。
掃除機能が付いているから大丈夫と思っている人も多いですが、高機能なエアコンも抑制はしても、完全にキレイに保つのは不可能です。
使っていて
- ニオイがする
- 効きが悪い
- フィルター奥のフィン部分に汚れがつまっている
- 吹き出し口に、カビが付いている
- 吹き出し口奥の、ファンに汚れがつまっている
- 風量が安定しない。風の音がうるさい。など
ライトを当ててのぞき込んで下さい。ヤバいことになっているかもしれません。
毎年クリーニングをする必要はありませんが、数年に一回くらいはエアコンクリーニングをしてあげましょう。
エアコンクリーニングについては【プロおすすめ】エアコンクリーニング厳選7社を比較。口コミ・評判・業者の選び方まで紹介を参考にして下さい。
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