トイレのウシュレットが使えない、ノズルから水が出ないときの対処法

毎日使っているトイレのウォシュレットって、もうなくてはならない機能になっていませんか？

なのに突然使えなくなったら、すごく困りますよね。

そんな時に何を確認したらいいのか知っていますか？

この記事では「ウォシュレットが使えなくなった時の対処法と修理費用」を紹介します。

原因探しの参考にして下さい。

どっちの症状？

ウォシュレットが使えない場合にどちらの症状か確認する必要があります。

ノズルが出ないのか？

ノズルが出てこなければノズル自体の動作に問題があります。ノズルの故障やセンサーの不具合などが疑われるので自分での対処は難しく、修理が必要な可能性が高いです。

ノズルは出てくるが水が出ないのか？

ノズル出てくるけど水が出てこない場合は、詰まりが原因になっていることも考えられるので掃除をしてみましょう。掃除しても改善しない場合は故障の疑いがあります。

症状の確認方法

ノズルは人が着座していないと操作をしても出てきません。目視でノズルを確認したいので、着座していると認識させる必要があります。

着座を検知するのにはセンサーが付いていて、センサーには2種類の方式があります。

どちらの手順でも、ボタンを操作した際に水が出てくるかもしれないので必ず便座と便器の間にビニールを挟むなどして行って下さい。

考えられるの原因と対処法

まず最初に「コンセントは抜けていないか、ブレーカは落ちていないか。リモコン電池は入っているか」を確認しましょう。

一時的な不具合はコンセントの抜き差しで復帰する事もあるので、試してください。

その後、問題無ければ以下の確認をしてみましょう。

①フィルターの目詰まり

原因　給水フィルター（水抜き栓）ゴミが詰まるとノズルからの水の出が悪くなります。

対処法　給水フィルターの掃除　

①給水を止める。マイナスドライバーを使って時計回りに回して止水栓を閉めます。

②給水フィルターを外して掃除する。マイナスドライバーを使って反時計回りに回すことで取り外すことができます。

②ノズルの詰まり

原因　ノズルの穴が目詰まりすると水の出が悪くなります。

対処法　ノズルの掃除　

①ノズル掃除ボタンを押す。ボタンの位置はリモコンや便座本体など機種によって違います。掃除ボタンがない場合は手動で引き出す必要があるので、お使いの説明書を確認ください。

②出てきたノズルを掃除する。歯ブラシなどを使ってノズル穴や付近を洗います。

③ノズル掃除ボタンを押す。再度ボタンを押すことで中に戻っていきます。

④ノズル除菌ボタンを押す。機種によっては除菌機能が付いているタイプもあるのでついでに行います。

③着座センサーの汚れ

原因　着座センサーが汚れていると正常に着座が検知できなくなります。

対処法　着座センサーの汚れを取り除く

①着座センサー式の場合の対処法です。黒い窓の部分がセンサーになります。センサー位置は本体中央や袖操作部に設置されていて機種によって違います。

②タオルなどで汚れを拭きあげます。

④ノズル格納部分の汚れ

原因　ノズル格納部にカルキや汚れが蓄積することで、動作に支障が出てノズルが出てこない。

対処法　ノズル付近の掃除をしてみる。分解掃除や部品の交換が必要なので自分での対応は難しい。修理の依頼が必要になります。

⑤ノズルやセンサーなどの故障

原因　部品の不具合やメンテナンス不足など。

対処法　詰まりや掃除を試してみても改善しない時は、故障している可能性が高いです。修理の依頼が必要になります。

修理費用は？

気になる修理費用は「メーカー、機種、年式」によっても違ってくるので確実な費用ではないですが、故障の原因で多いノズル交換の参考価格を紹介します。

平均的な修理金額は10000円以上20000円以内が多い様です。ノズル以外の故障もあった場合20000円以上になる事も考えられます。

まとめ

まずは自分で可能な掃除の対処法を試してみましょう。直らないなら～20000円位の修理金額は覚悟が必要です。

便座の寿命は７年から10年と言われています。使用開始から５年を過ぎてくるあたりから不具合も増えてくるので「購入金額、修理金額、使用年数」をトータルで考えてどうするのかを判断しましょう。

修理？買い替え？どちらにしてもウォシュレットが使えないとキツイですよね。毎日使用するトイレだからこそ快適に使いたいものです。