生活に欠かせない洗濯機。買い替えの時、なにを基準で選んでいますか?
毎日使うからこそ失敗したくないですよね。
この記事では「洗濯機の選び方、おすすめのパナソニック洗濯機6選」を紹介します。選ぶ際の参考にして下さい。
洗濯機の選び方
みなさんご存じのように、洗濯機は2種類の型があります。
それぞれ特徴が異なるので見てみましょう。
タテ型洗濯機
洗濯槽が縦になっていて、投入口が上にあるおなじみの洗濯機です。
タテ型はでかくはん水流によって衣類同士をこすり合わせて汚れを落とすもみ洗い。
衣類が絡みやすく、ドラム式に比べて傷みやすいです。大量の水を使って洗うので泥汚れなどの頑固な汚れに強いのが特徴です。
使用する水量は「タテ型12㎏で150L」「ドラム式12㎏で83L」と使用する水量に違いがあります。
寸法は8㎏の洗濯機で「約幅600㎜×奥行620㎜×高さ1030㎜位のサイズ」ですが、ドアが上に開くので「棚など邪魔にならないか、水道の蛇口に干渉しないか」開いた時の高さを考慮する必要があります。
タテ型洗濯機は、こんな人におすすめ
衣類が汚れやすい仕事をしている人や、小学生以降の子供がいる家庭であれば毎日泥んこになって遊んできたり、部活や習い事で汗だくになって帰って来るのも日常茶飯事です。
泥汚れなど頑固な汚れに強く、たっぷりの水で洗剤を泡立てて洗える縦型がおすすめです。設置スペースも確保しやすく価格もドラム式に比べお手頃で魅力的です。
ドラム式洗濯機
2000年代から普及し始めた洗濯機、洗濯槽がナナメになっていて、少ない水量で洗い節水性が高く、乾燥機能が付いているのが特徴の洗濯機です。
ドラム式は回転によって衣類を持ち上げて下へ落とすことで洗浄するたたき洗いが基本。
衣類同士をこすり合わせるのではないので衣類の傷みは少いです。使用する水の量が少ないので、洗剤濃度が高く皮脂汚れやシミなどに強いのが特徴です。
使用する水量は、タテ型と比較すると少なく約半分で済むので節水に繋がります。
寸法は、12㎏の洗濯機で「約幅640㎜×奥行730㎜×高さ1060㎜位のサイズ」で、ドアは横に開くのでドアを開いた時の奥行に注意が必要です。
洗濯物の出し入れに支障が出ないスペースの確保ができるか、ドアの開き方は左右どちらが使いやすいか確認しましょう。
ドラム式洗濯機には2つの乾燥方式がある
洗濯機の乾燥機能には「ヒートポンプ方式とヒーター方式」があります。
ヒートポンプ式
除湿器で乾燥させるイメージ。
低温で乾かすため、衣類の傷みや縮みも少なく電気代も一回当たり約25円と安く抑えることができます。
ヒーター式
ドライヤーで乾かすイメージ。
高温の温風で乾かすため、衣類が傷み、縮みやすく電気代も一回当たり約60円と高くなってしまいます。
一部機種では「低温風パワフル乾燥(排気タイプ)」を採用しており、生地の傷みを抑えることができます。ただ、周囲に湿気がでるので換気が必要です。
タテ型洗濯機にはヒーター方式のみ。ドラム式にはヒートポンプ方式とヒーター方式の2機種があります。
乾燥機能を頻繁に使いたい人はドラム式洗濯機のヒートポンプ方式がおすすめです。
ドラム式洗濯機は、こんな人におすすめ
花粉や排気などで外に干せない環境の人や、共働きの家庭で洗濯に時間を取れない人には、洗濯から乾燥までしてくれるドラム式がおすすめです。
外に干す手間がないので、高齢の人にも負担が少なく重宝します。
乾燥機能があることで天気に左右されることもなく、たたき洗いなので衣類の傷みも少ない。
多機能で高温での除菌ができたり、クリーニングに出していた衣類も自宅で済ませることもできて経済的です。
ただし、タテ型に比べ価格が高く、設置スペースの確保も必要になります。
洗濯容量の考え方
洗濯機を選ぶ際には「洗濯容量も重要」です。
「1日1人分の洗濯物の目安が約1.5㎏」「家族4人で毎日洗うなら1.5×4=約6㎏」と言われています。
ただ実際はもっと多いですよね…。
まとめ洗いや大物の事を考慮すると、おおきめのサイズをおすすめします。
特に子供のいる家庭など着替えることも多いので、大きめのサイズでないと追いつきません。
無理につめすぎたりすることがなように、余裕のあるサイズを選ぶことが大事です。
ちなみに、私は家族四人で11㎏のドラム式を使用していますが、毎日パンパンに洗濯しています。
おすすめ縦型3選
操作性モデル NA-JFA808 容量8㎏
3万人の家電調査から生まれたJコンセプトシリーズ。
投入口広くて出し入れがしやすく、槽の底までが短くなっているので楽な姿勢で奥まで手が届きやすい。からみほぐし機能で衣類のからみを緩和してくれて取り出しも軽い力で引き出しやすい。
洗濯コースはおまかせ、わたし流、毛布、おうちクリーニングのよく使う4コースに厳選されていて操作も簡単。
スタンダードモデル NA-FA80H9 容量8㎏【7~10㎏】
洗濯容量が7㎏~10㎏まであり家族構成で必要な容量のモデルを選ぶことができる。
8~10㎏は広い投入口で設置寸法も同じスペースで取付け可能。7㎏のみコンパクト仕様のため投入口も通常のサイズだが設置寸法も小さく済むので限られたスペースでも設置ができる。
機能も充実していて、すすぎの水を利用しカビやカスの付着を抑制してくれる自動槽洗浄の機能も嬉しい。
コスト重視モデル NA‐F50B15 容量5㎏
一人暮らし、単身赴任者におすすめのモデル。
インバーター制御ではないので振動や動作音は他の機種に比べて多いが、ビッグウェーブ洗浄で洗浄力も安心。
容量は5㎏、6㎏から選べて、サイズもコンパクトなので引っ越しなどの移動の際に設置場所を選ばず、低価格で購入時の負担も少ない。
おすすめドラム式3選
高性能モデル NA-LX129AL(R) 容量12㎏ 乾燥6㎏
洗剤の自動投入機能で最適な量を自動で軽量し投入してくれるので、洗剤の入れすぎや手間を省ける。
自動投入機能は昨年モデルと比べ進化、おしゃれ着洗剤も自動投入可能に。デザインも大幅変更で、見た目も良い。
新たに搭載されたナノイーXで衛星ケアコースも嬉しい。普段洗えない衣類や小物の「消臭,花粉抑制,除菌,ウイルス抑制も可能。
以前モデルから好評なモードはそのまま、2度洗いモードで汚れ移りが気になる衣類もまとめて洗えて、温水洗浄で黄ばみの除去や除菌も可能。
ヒートポンプ方式の乾燥機で電気代も安く抑えて、洗濯から乾燥まで98分とスピード乾燥。
高温加熱することでダニをやっつける、ダニバスターコースなど多彩なコースを搭載しているので、クリーニングに出していた物も自宅で済ませることができて経済的。
操作部分が見やすいカラータッチパネルになっていて、スマホで洗濯も可能。
スタンダードモデル NA-LX125AL(R) 容量12㎏ 乾燥6㎏
必要な機能は抑えつつ、ヒートポンプ方式の乾燥機で雨の日や外に干せない日も安心。
容量、洗浄能力はそのままにコスト面にも配慮。洗濯槽の汚れが気になる時にサッとすすげる「サッと槽すすぎ」コースも搭載で清潔機能も充実。
スタンダードな機能のドラム式を使いたい人向けの機種。
デザイン重視モデル NA-VG2600L(R) 容量10㎏ 乾燥5㎏
洗練されたデザインで、おしゃれな洗濯機。
乾燥機能は、低温風パワフル乾燥(排気タイプ)を採用しており生地の傷みは少ない。衣類が出し入れがしやすい「BIG投入口」で使いやすさも十分。
新たに搭載されたナノイーXで衛星ケアコースも搭載。洗剤の自動投入や二度洗いモードも搭載で機能面も充実。
インテリアとして見せる洗練されたデザインが魅力的。とにかくデザイン重視の洗濯機を探している人におすすめ。
最後に
今回は、パナソニックの洗濯機について紹介しました。まずは、縦型かドラム式にするのかを決めましょう。
容量は大きめがおすすめです。毎日使用するものなので、使たい機能や容量に合わせて自分にぴったりの洗濯機を探して下さいね。
洗濯機の売れ筋をチェック
「家電設置、クリーニング、おすすめ業者」を解説
洗濯機のメンテナンスしていますか?
定期的にしていない、全くしたことがない人は要注意です!洗濯機内部がカビでヤバい状態になっているかもしれません。
洗濯機のメンテナンスについては、以下の記事で解説しています。
洗濯機クリーニングって必要?効果的なカビ除去方法とおすすめの専門業者5選
詰まり、におい、カビの防止の為にも定期的なクリーニングは重要です。
普段のメンテナンス(洗濯槽の洗浄)には、家電メーカーが発売している専用洗剤「N-W1A(縦型用)N-W2(ドラム式用)」がおすすめです。
ぜひ、1度やってみて下さい!気持ちいい程汚れが落ちますよ!
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