氷ができなくて困ってませんか?
夏は特に必要になってくる氷。水筒に入れたり飲み物を冷やすのに、氷ができてないと困りますよね。
急に起こる冷蔵庫の不具合で、氷が出来なくなることは意外と多い故障なんです。
この記事では「冷蔵庫の製氷ができない、異音がするとき」の確認方法を紹介します。
冷蔵庫で、自動製氷しないのは故障している?
自動製氷ができない際には、主に3のパターンがあります。確認してみて下さい。
①エラーコードが表示されている【パナソニック製の場合、H21など】
故障をした時のお知らせする機能として、エラーコードがあります。本体の調整部分の表示窓にエラーコードは出ていませんか?
エラーコードは故障のお知らせです。コードの番号で故障個所が判断できるようになっています。
製氷関係の故障で多いのが「H21」のエラーコードです。
パナソニック製の冷蔵庫で「H21」を表示する際は、製氷皿をひねる機構の故障や、ドアのすきまや閉め忘れによる霜つきなどの原因で上手く動作できてない可能性があります。
多くの場合は、アイスメカ(モーター)と呼ばれる部品の交換が必要になります。
②一定の間隔で異音がする
氷ができずに異音がする際も、製氷系の部品故障が考えられます。
「カタン、カタン、カタン」や「ゴト、ゴト、ゴト」など人によって聞こえ方は違いますが、一定の間隔で音が鳴り続けている。
鳴りやんだと思ったら、忘れたころにまた鳴っているなどの時は、離氷の動作がうまくできず音の原因に繋がっています。
合わせてエラーコードが表示される場合が多く、アイスメカ(モーター)と呼ばれる部品の交換が必要になる可能性が高いです。
③エラーコードも異音も出ないけど、製氷しない
エラーコードも異音も出ないけど製氷してない時は、基本的なことを確認してみましょう。
えっ、そんなことが原因だったんだ。って意外とあります。
給水タンク
奥まできちんとはまっているか確認しましょう。
製氷皿
製氷室の上面に製氷皿が取り付けられています。取外しが可能になっているタイプであれば、キチンとはまっているか確認しましょう。
製氷室
製氷室に何か物を入れていませんか?製氷室に冷凍品などを入れてしまうと、氷が十分にあると勘違いして氷はできません。
設定
製氷停止になっていないか、念の為チェックしましょう。
簡単な製氷動作のテスト方法
製氷のテストモードや掃除機能を使って簡単な動作の確認ができます。故障時の簡易判断に使えるので試してみましょう。
製氷の掃除モード入れる
製氷ボタンの長押しなどで、製氷のテストや掃除を行うことができます。年式や機種によって違うので説明書などで確認して下さい。
給水タンクから水を送り、製氷皿に水が溜まります。製氷皿が回転して貯氷ケースに水が落ちてきます。
給水タンクの水が減り、貯氷ケースに水が落ちてくれば正常です。
チェック箇所
- 給水タンクの水は減っているか➡タンク、給水経路の問題はないかの確認
- 製氷皿➡水は溜まっているか。溜まっていなければ、タンクや給水経路の問題。水が溜まっていれはアイスメカ(モーター)などの問題。
- 製氷皿➡水は溜まっているか。溜まっていなければ、タンクや給水経路の問題。水が溜まっていれはアイスメカ(モーター)などの問題。
- 貯氷ケース➡貯氷ケースに水が落ちてきていれば、製氷部品は正常に動作しているので、他の部品の故障などが考えられる。
あくまで簡易的な判断方法です。正確な診断は、購入店や電気店、各メーカーへ修理相談してください。
修理費用
エラーコードH21や異音がするなど製氷トラブルの多くが修理が必要です。
交換部品はアイスメカ(モーター)の交換になることが多く、料金は「出張費+部品代+修理工賃」の合計額が必要になります。
冷蔵庫の種類や年式によっても部品代や工賃が異ります。参考価格です▼
アイスメカ交換(モーター) 参考価格
- 出張費3,850円
- 部品代3,300円
- 工賃6,600円
合計13,200円〜
基盤など別部品の交換が必要な場合は、13,000円~25,000円程度が必要になります。
まとめ
製氷できず、異音やエラーコードが出ている場合は、故障の可能性が高いでしょう。
修理するのであれば、保証期間の確認も忘れずにしましょう。販売店によっては5年、8年、など長期保証が付いていることもあるので確認してみて下さい。
冷蔵庫が10年以上経過している場合は、部品が無くなり修理ができないこともあります。10年は経過していなくても、ある程度年数が経過している場合は、買換えを検討された方が良いでしょう。
修理もしたくないけど、買換えもキツイ。もう少し使いたいなんて時は、製氷ケースや製氷家電なんて手もありですね。
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