【修理が必要？】パナソニック洗濯機で「エラーコードH25.H26」表示でわかる不具合の確認ポイントを紹介

急にやってくる家電の不具合って困りませんか？特に洗濯機なんて毎日使うし、１日だってなくてはならない存在ですよね。

でも故障した時って、何をどうしたらいいのか分からないし。修理を頼むにしても時間もお金もかかる…そもそも故障しているのかの判断が難しいですよね。

この記事では「Panasonic洗濯機でエラーコード「H25.H26」表示でわかる不具合の確認ポイント」を紹介します。

困っている人は参考にしてみて下さい。

原因は排水モーターの故障

エラーコード「H25は排水用のギヤードモーター」が「Ｈ26は洗濯と脱水を切り替えるクラッチ用のギヤードモーター」が上手く動作しない時に出るエラーです。共通して排水動作の部品に異常があった場合に出るエラーです。

考えられる原因は２つ

負荷用コントローラーからの出力確認（AC100V）電気が部品まで通っているのかの有無で故障が疑われる部品が異なります。

エラーコードによりどちらかの故障の可能性が高いでしょう。比較的ギヤードモーター故障の場合が多い傾向にあります。

そもそもエラーコードって？

製品に異常が起きた場合に、お知らせする機能にエラーコードがあります。

各メーカーによって違いますが、パナソニックの場合はアルファベットと数字の組み合わせで不具合を知らせてくれます。

アルファベットにも意味があり

H、Fの表示は部品の交換が必要なことが多いエラーになります。

エラーコードを確認する事で、大まかな原因知ることができます。

今回の「H25,H26」は販売店やメーカーの対応が必要なコードで、部品の交換が必要なことが多いエラーになります。

対処法は？

基本的に「エラーH25,H26」は部品交換が必要な可能性が高いです。操作や手直しで直る可能性は低いです。

ただ、修理や買い替えをするにしても判断が難しいですよね。メーカーに判断してもらうにしても出張費は必ず必要だし。まずは自分で確認してみましょう。

判断方法の一つに音があります。

排水モーター故障の特徴で「スポン スポン」「シュポ シュポ」のような異音がします。排水モーターが上手く動作しない時に発生する音です。

このような変な音がする場合は、ギヤードモーター故障の可能性が高くモーター交換で修理が完了することがほとんどです。

音が確認できない場合は、一度コンセントの抜き差しを行って再度脱水のみでテストしてみましょう。

脱水動作でエラー表示されたときに音がしていなければ、ギヤードモーターではなく、負荷用コントローラー故障の可能性が出てきます。

修理費用は、負荷用コントローラー交換になるとギヤードモーター交換よりも高額になってきます。

修理費

実際に修理した場合、どのくらい費用が必要か見てみましょう。

修理する際は３つの費用が掛かってきます。

「①出張費 ②部品代 ③技術料」この合計金額が請求額になります。

「出張料」は3500円程度が平均的な金額になり、郊外になると1000円程度割増しになることもあるようです。修理する際は最初に出張費用の案内があり、合意することで販売店やメーカーから修理見積に来てもらうことができます。

出張費は来てもらうことに対して支払う金額なので、修理の有無に関わらず支払う必要があります。

「部品代」は同じ部品でも機種や年式によって金額が違ってきます。例えばドラム式と縦型でも違ってきますし、同じ縦型でもシリーズや年式の違いで部品の金額が異なります。

「技術料」は修理する部品によって金額が変わります。難易度が高く時間が掛かる修理内容になれば高額になってきます。メーカーによって部品ごとに技術料が定められています。

３つの合計金額が請求額になるのですが、上記のように金額が異なってきます。

最後に

パナソニックの洗濯機でH25,H26のエラーコードが表示される場合は、高い確率で部品の交換が必要になります。

修理金額だけではなく使用年数も考慮して、買い替えるのか修理をするのか検討してくださいね。

ちなみに、長期使用製品安全表示制度（安全上支障なく使用できる期間）により「洗濯機の設計上（乾燥機除く）の標準使用年数は７年」です。修理は10年程度までは部品の供給もあるので修理することは可能です。

ただし、年数が経過した洗濯機の場合「修理したけどまた別の故障がでてきた」なんてことにもなり兼ねないので、修理はあまりお勧めできません。

購入して日が浅い場合や５年以内の場合などは延長保証が残っていることもあるので確認も忘れずしておきましょう。