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ワイヤレススピーカーの電源が入らない。SC-MC30の確認方法と分解手順

テレビの音が聞き取りずらい。でも音量を上げると周りに迷惑だし気を遣うと悩んでいませんか?

家事が忙しい世代や、耳が聞こえずらくなったシニア世代まで、離れた場所から周りの音を気にせず楽しめるワイヤレススピーカーの人気が高まっています。

ワイヤレススピーカーで人気の機種にPanasonic製「SC-MC30」があります。使っている人も多いんではないでしょうか。

ただ、使っているうちに「電源が入らなくなった」などのトラブルも発生してきます。

この記事では、SC-MC30の電源が入らなくなった時の「確認方法と本体の分解手順」を紹介します。

目次

ワイヤレススピーカーって?

テレビが薄型になって音がいまいち。音が聞こえずらい。離れたと場所からでも聴きたい。でもテレビの音量を上げると周りに迷惑掛けそうで気を遣うし。そんな時にテレビの音量を上げすに、手元で音を楽しむことができるのがワイヤレススピーカーです。

ワイヤレススピーカーはスピーカー本体と発信機がセットになっていて、テレビ側に発信機を取り付けることでスピーカー本体から音を聴くことができます。

ワイヤレスで接続なので接続するケーブルが不要で、場所を選ばず簡単に取り付けることができるのが特徴です。

故障じゃない事も

使っていると「接続が切れることや、音声が途切れること」があります。

ワイヤレススピーカーの接続は、Bluetooth5.0・class2という通信方式で、使用可能な距離は「見通し距離で約10m」になります。ただ、障害物や建物の構造で使用可能な距離は変わり短くなります。人が間に入った場合でも影響を受けます。

Bluetoothは2.4㎓の帯の電波を使用していて「ルーターや電子レンジと同じ帯域」なので、同時に使用すると途切れたりなどの影響を受けることもあります。「設置環境や電波干渉は問題ないか」を確認してみましょう。

ちなみに、スピーカーから出る音量が小さい問題もよくあります。その場合はテレビの設定で変更が可能です。

3. 電源が入らない時は

接続や音声が途切れたりではなくて、そもそも電源が入らない。そんな時は故障かも知れません。

電源を入れても青ランプが付かない、電源コードを繋いでも赤ランプが付かない。時は確認手順に移ってテストをしてみましょう。

確認方法、分解手順

最初に、DCケーブルは断線していないか確認しましょう。

●電源コードを繋いで赤ランプが付かない状態。

付属しているケーブルは、USBマイクロタイプB DC5Vです。互換性があるケーブルでテストを行いましょう。私は持っていた(確か100均の)ケーブルを入れ替えてテストをしました。

今回はケーブルが原因で、電源が入らない状態になっていたのでケーブル交換で直りました。

●ケーブルに問題がなかった場合は、本体の不具合が疑われます。特にケーブル差込口「DC IN端子」のはんだ付けにクラックが入っている故障が多く見られます。

本体の場合は分解をして直接目視で確認してみましょう。分解手順に入ります。

①スピーカー上面のネット状のカバーを取り外します。すき間にマイナスドライバーなどを差し込んで、こねるように全体を浮かせていくと外れやすいです。(マイナスドライバーよりも、バターナイフがやりやすいです)

②上面カバーが外れたら、4か所ネジを外します。ドライバーサイズはプラスの№1を使用します。

③ネジを4か所外したら、本体を持ち上げます。リチウムイオン電池が見えるので、隙間にマイナスドライバーなどを差し込み、電池を持ち上げるように取り出します。

④電池のコネクタを外します(つまみながら引き抜く)

⑤ネジを2本外して、上へ持ち上げるように外します。この時に、ボタンやランプが干渉して外しにくいですが、状態を見ながら外しましょう。

⑥持ち上がったら、コネクタを外します。矢印の部分が外れないように注意しながら行って下さい。

⑦基盤が外れたら、ケーブル差込口「DC IN端子」のはんだ付けを確認します。

⑧はんだ付け部分を見てみると、クラックが入っている場合があります。全体を眺めて違和感がないか確認してみましょう。

※異常時の一例、輪っか状にクラックが入っている。

⑨はんだ付けに異常があった場合は、はんだ付けを直して作業は完了になります。

道具がない人は、はんだごてセットは1000円以下で購入することができます。

作業後は逆手順で組み立てをします。その際に、ランプ が曲がってしまい上手くハマらなくなる事があるので気を付けながら組み立てましょう。

修理費用

気になる修理費用ですが、修理になると基板の交換になる事が多く費用も掛かってきます。

参考価格として、例えば基板交換だと

制御基板5000~6000円+修理工賃2800~3500円+消費税=8600~10500円程度になります。

新しい物が12000~13000円程で購入することができるので、その場合は修理ではなく買い替えた方が良さそうです。

まとめ

故障が疑われる場合は、1年以内なら保証があるので購入店に相談しましょう。1年過ぎていても購入店によっては延長保証があるかもしれないので、一応確認してみて下さい。

本体の確認手順としてまずはケーブルを確認します。ケーブルに問題が無ければ、本体の不具合が疑われます。分解してはんだの状態を目視でチェックし、問題があれば直しましょう。

それでもダメだった場合は、修理と新品の価格差があんまりないので買い替えが良さそうです。

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